メニュー

新型コロナウイルス感染症

  • 通常の風邪症状よりも倦怠感が強く,嗅覚・味覚障害を伴うなどの特徴があり,これらの症状は長めに続きます。重症化率や死亡率は,患者さんの年齢や基礎疾患や居住地域によって異なりますが,現在の日本では9割以上の方が肺炎がない軽症で,死亡率は0.1%未満です。
  • 軽症と言われる方でもCTスキャンで異常があることがあり,一部の方は発症1週間前後から,咳や高熱が出始めて呼吸不全を起こして重症化し,「呼吸療法」(酸素投与,人工呼吸器,体外式膜型人工肺(ECMO))が必要になります。
  • この原因は,通常の風邪でおこる「I型インターフェロン応答」が遅れるために感染が長引くことと,「NLRP3インフラマソーム応答」が過剰に起こって強い炎症や血栓症がおこるためという学説があります。
  • 1-5%ほどの方は,1年後も記憶障害,集中力低下,抑うつ気分,倦怠感,脱毛,息切れなどの症状が続きます(ロングCOVID)。
  • 診断は,核酸増幅(PCR)検査や,抗原検査(定性,定量)で行いますが,このうち,抗原定性検査はやや不正確ですので注意が必要です。
  • 発症後の治療は初期の「抗ウイルス薬」「中和抗体薬」と,後期の「抗炎症薬」「抗凝固薬」「呼吸療法」を組み合わせる複雑なものです。
  • (ワクチンと医療体制逼迫について,工事中)
  • 同じ感染でも,暴露されるウイルス量が少ないほど無症状や軽症で終わることが多いので,ワクチン接種後も基本的な感染予防策(3密回避,マスク,手洗い)を続けることが必要だと思われます。

コロナ後遺症(患者さん向けパンフレット)

発熱外来について

  • 新型コロナウイルス感染症の「抗原定性検査」と「核酸増幅(PCR)検査」と「診療」は陰圧装置があるクリニックの左側の「発熱外来」で実施いたします。
  • 発熱のある方の受付業務は基本的に非対面で実施いたします。自動精算機の操作などご不明な点は、発熱外来スタッフにお尋ねください。
  • 院外処方のお薬は,かかりつけ薬局か,クリエイト松林店でのお受け取りをお願いしています。
  • よろしければ待ち時間短縮のための「事前問診票」をご活用ください。

新型コロナウイルス感染症の予防接種について

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME