インフルエンザウイルス感染症
- インフルエンザの潜伏期間は、約1~3日で,普通の風邪より「高熱」と「全身症状」が目立ちます。
- 突然の38℃以上の「高熱」や全身倦怠感、頭痛,関節痛などの「全身症状」が強く現れたあとから、咳やのどの痛み、鼻水などの「呼吸器症状」が現れ、腰痛や吐き気などの「消化器症状」を訴えることもあります。
- 「迅速抗原検査」で早期診断しますが,偽陰性率が30%以上というデータもあり,やや不確実です。インフルエンザの流行期で,「高熱」と「全身症状」が目立つ場合には,検査が陰性でも体内のインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ「抗インフルエンザウイルス薬」を処方することがあります。
- 治療は水分補給や必要最小限の解熱剤などによる「対症療法」が中心ですが,「抗インフルエンザウイルス薬」は,発熱期間を1~2日短縮させる効果があり,重症の方,乳幼児,妊産婦,高齢者,免疫が低下した方,基礎疾患がある方などに併用します。このような方々には,同居の方がインフルエンザにかかった時,予防的に「抗インフルエンザウイルス薬」を半量で処方することもあります。
- 熱が下がっても、体内のウイルスは残存していますので,熱が下がったあとも最低2日間は自宅療養をしてください。
発熱外来について
- よろしければ待ち時間短縮のための「事前予約とWEB問診票」をご活用ください。
- 「診察」と「迅速抗原検査」はクリニックの左側の陰圧装置がある「発熱外来」で実施いたします。
- 発熱のある方の受付業務は基本的に非対面で実施いたしますが、自動精算機の操作などご不明な点は、発熱外来のスタッフにお尋ねください。
予防接種について
- 「予防接種のご予約」と「お問い合わせ」は,お電話(0467-40-5411)のみで承ります。