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めまい、歩行時のふらつき

めまい

【代表疾患】
  • 脳卒中、内耳性めまい、起立性低血圧、不整脈、貧血など。
【症状】
  • めまいには「自分やまわりがぐるぐる回る」、「ふわふわしている」、「気が遠くなりそうな感じがする」、眼の前が暗くなる」などのさまざまな症状が含まれます。
【検査】
  • 診断上、問診と診察が最も重要です。めまいのほかに激しい頭痛、呂律が回らない、手足が動かない、しびれが急に生じた場合は、脳卒中による疑いがあります。
  • 頭部のCTやMRIなどの画像検査を行います。
  • 耳鳴りや難聴が生じている場合は内耳性めまいを疑いますが、耳鼻咽喉科的診察が必要になることがあります。
  • 起立時に生じる場合には起立性低血圧を疑い、血圧測定をします。その他、心電図検査や血液検査なども行います。
【治療】
  • めまいを治療するには、まず正確な原因を診断して、適切な治療法を選択することが重要です。

良性発作性頭位眩暈(患者さん向けパンフレット)

持続性知覚性姿勢誘発めまい(問診票)

めまい体操(藤沢御所見病院版)

歩行時のふらつき

【代表疾患】
【症状】
  • バランスを維持する機能が障害されるため、まっすぐ歩けなくなったり、転びやすくなったりします。
  • バランス機能を司る脳部位に障害を生じる場合と、両足の感覚機能に障害を生じる場合があります。
【検査】
  • 頭部CT 検査や頭部MRI 検査を行い、疾患に応じて特徴的な脳部位の異常所見の有無を調べます。
  • 神経伝導検査により手足の感覚機能を調べます。
【治療】
  • 脊髄小脳変性症と多系統萎縮症に対しては、バランス機能を改善させる薬剤が用いられます。
  • 多発ニューロパチーに対しては、大量ガンマグロブリン療法や血しょう交換療法が行われることもあります。

脳神経内科だからできること(一般の方へ)(閲覧用).日本神経学会作成パンフレットより引用)

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